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資本金1000万円はどこへ消えた!?

「おぉ~い!資本金!! どこにいったんだよぉ~!?」





資本金1000万円はどこへ消えた!?の巻き】

例えば、こんな質問をよく受ける。

「貸借対照表の右下に「資本金1000万円」とあるが・・・・
そんなお金はないよ?どこにあるの?」
という質問。

これは、リアルの世界とバーチャルの世界の
考え方が分かっていないから。

というか、市販されている99.9%の会計本が
頭を混乱させる説明をしている。
別に分からなくてもあなたが悪いとか劣っているとかではなく、
会計本の内容に原因がある。

それでは、資本の中身を、
リアルの世界とバーチャルの世界の2種類のアプローチで見ていくことにしよう。


【リアルの世界からのアプローチ!!】

まずは、簡単な例題を、
リアルの世界からのアプローチで見ていこう。。

設立当初は、
現金1000万円というリアルな資産が確かにがあった。
ところが、3期目で利益の累計がマイナス300万円になってしまった。
つまり、赤字の累計が300万円になったということ。

掛け取引はなく、すべて現金取引と仮定すると、

3期目の決算時点では、
現金の残高はいくらになっているでしょうか?


答えは、700万円ですよね!


この例題を貸借対照表に落とし込むと・・・、

貸借対照表の右下のほうに、

資本金    1000万円
利益剰余金  ▲300万円

となる。

利益剰余金とは、利益の累計という意味。
▲はマイナスを意味する。マイナスは赤字という意味。

設立当初、1000万円の現金がありました。
その後、赤字になったので1000万円のうち
300万円をすでに食い潰してしまった。
すでに使っちゃったということ。

だから、
貸借対照表に資本金1000万円が計上されてはいるが、
実際は1000万円もない。700万円が正解。

このリアルな世界(資産)からのアプローチだと、
みなさん問題なく簡単にわかるんですよ。

まぁ、これで十分なんですけどね。


【バーチャルの世界からのアプローチ!!】

一般に市販されているほとんどの会計本では、

損益計算書で利益が100増えると、
貸借対照表の資本(利益剰余金)も100増える。

といった極めて不親切な説明がなされている。

この極めて不親切な説明が誤解の元であり、
みなさんの頭を混乱させている原因だ。

なんで、利益が増えると資本が増えるんだ?

コレっておかしくないですか?

損益計算書で利益がでたら、
資産(現金など)が増えているんだという説明なら分かる。
確かに、これなら分かる。

そうなんです。
貸借対照表の資本が増えるわけじゃないんです!!
資産(現金など)が増えてるんですよ!!
その結果として自己資本が増えたように見える。
これが正しい説明だ。

勘のいい人は気付いたかも知れないが、

つまり、資本というのは、「差額」なんです。
資産と負債の「差額(さがく)」。

利益が出た場合、資産(現金など)は増えているでしょ!!
だから負債が不変なら、差額としての資本は当然増える。

逆に、
赤字の場合、資産(現金など)は減っているでしょ!!
だから負債が不変なら、差額としての資本は当然減る。

資本は、資産と負債の単なる「差額」なんです。

「差額」なんだから資本そのものの実体は無い。
資本はバーチャル(仮想)の世界なのだ。


■ここまでのポイントをまとめるとこうだ!!

利益がでれば、資産(現金など)が増える。
損失になれば、資産(現金など)が減る。

資本は、資産と負債の単なる「差額」として
増えて見えたり、減って見えたりする。

貸借対照表の右側、つまり、
負債と資本は、目に見えない実体のないものなのだ。

あくまでも、
リアル(実在)な世界の貸借対照表の左側(資産)が
あなたの会社そのものなのである。


★★★★★

もし、
「資本ってなんかよく分からないですよね?」
と誰かに聞かれたら・・・、
あなたはこう答えればいい!!

「資本は、資産と負債の単なる「差額」として
増えて見えたり、減って見えたりするんだ。
そう考えるとスッキリ理解できるよ!!」

とサラリと言えたらカッコイイ!!

★★★★★



※今回の記事について、なかなか良い内容だなぁ~
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どんぶり勘定推奨コンサルタント  
神田 知宜


Tomonori Kanda

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[ 2009/08/04 07:31 ] 貸借対照表 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

神田 知宜

Author:神田 知宜
試算表ワールドへようこそ!!

著書「世界一シンプルでわかりやすい決算書と会社数字の読み方」(日本実業出版社)が好評発売中で、台湾でも翻訳出版されている。
「どんぶり勘定」の勉強会・セミナーは、わかりやすく面白くて役に立つと極めて好評で、各地の商工会議所などでセミナー開催が次々決定。その他、どんぶり勘定推奨コンサルタントとして、企業内研修講師、個別コンサルティング、執筆活動を展開中。企業内での「日商簿記検定の講師」は、初心者向けのオリジナル解答法などが好評。関西大学商学部卒。平成10年税理士試験合格。会計事務所や、
上場企業グループの連結決算に経理責任者として携わり、その後独立して現在に至る。

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