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試算表の試算って何を試算するの!?

「ウッ!!ゲッ!!
この社長鋭いなぁ~!!
痛いところを突かれてしまった!!」





【試算表の試算って何を試算するの!?の巻き】

先日、経営者だけが集まるという異業種交流会に参加してみた。
その交流会で、ある社長にこう聞かれてドキッとした。

「試算表ってなんなんですか!?試算表で何を試算するんですか!?」

私からみれば、
「試算表は試算表」という当たり前のものと思っていたが、
よくよく考えてみると・・・・

「試算表ってなんなんですか!?試算表で何を試算するんですか!?」

という質問に対する的を得た回答を、未だかつて聞いたことがない!!
ことに気付いた。

ということで、
その社長から良いキッカケをいただいたので、
試算表の試算について整理しながら考えてみたいと思う。


【試算表をリアルに表現すると・・・!!の巻き】

実務の世界では、
試算表は「月次の貸借対照表と損益計算書」を意味する。
いわば、月次決算書に近いイメージだ。

もっとリアルに言うと、
会計ソフトで、1ヶ月間の期間指定をして、
合計残高試算表の印刷ボタンを押したら、
プリンターから数枚のコピー用紙が出力されるだろう。
その数枚のコピー用紙のことを月次試算表、略して試算表と呼んでいる。

簿記の教科書を見ると以下の3種類の試算表が紹介されているが、
1.合計試算表
2.残高試算表
3.合計残高試算表

1.の合計試算表と2.の残高試算表を、実務の現場で
実際に使っている会社を見たことがない。
実務では、一般的に3.の合計残高試算表が使われている。

出力された数枚のコピー用紙のタイトルを見れば
上記1.2.3.の区別は簡単に確認できる。

もし、今まで1.の合計試算表か、2.の残高試算表を
出力していたなら、ちょいとカッコ悪い。

今後は3.の合計残高試算表を
出力するように会計ソフトの設定を変えておこう!!
そのほうが断然カッコいい!!

試算表は英語でトライアルバランスというので、略して
「ティービー」と呼ぶ人も割りと多い。


【一体ナニを試算するのだろうか!?の巻き】

それでは、試算表で一体ナニを試算するのだろうか!?

これは、実は、試算表を作る次元の話であって、
経営判断ツールとして試算表を使いこなすという
管理会計の話とは次元が異なる。

この機会に、試算表を作る次元の理屈っぽい話も説明しておこう。

試算表を作成する技術のことを簿記(ぼき)という。
簿記や仕訳(しわけ)という言葉は聞いたことがあるだろう。

ちなみに、仕訳(しわけ)とは、
取引を5種類に分類する作業のことをいう。
さらにその5種類を右と左に振り分ける。
左は借方(かりかた)、右は貸方(かしかた)と呼ぶ。
そして仕訳を集計すると貸借対照表と損益計算書が出来上がる。

簿記の教科書の世界では、

英語でトライアルバランスというように、
左側右側の合計額が、一致しているのか(バランスが取れているのか)を
チェック(試算)するための表(試算表)を、まずは作成する必要がある。

そして、その表(試算表)で貸借バランス一致していることが
確認できて、はじめて貸借対照表と損益計算書を作成することになる。

試算表は、本来、貸借バランスをチェック(試算)するための表であって、
貸借対照表と損益計算書の完成品を作る前の
いわば試作品としての位置づけだ。

つまり簿記の教科書の世界では、
試算表で貸借バランスの試算をしてから、
その次に貸借対照表と損益計算書を作る。
という2ステップになっている。

sisann1.gif


ところが、実務は違う。
会計ソフトが勝手に計算して貸借バランスのチェック(試算)を
してくれるので、試算表で試算をするという本来の意味は実質なくなった

実務の世界では、試算表イコール貸借対照表・損益計算書という
1ステップになっている。というのが現状だ。

sisann2.gif

だから、実務の世界では、試算表は、
「月次の貸借対照表と損益計算書」とか「月次決算書」
いイメージするといいだろう。

もう少し、リアルにいえば、会計ソフトから出力される数枚のコピー用紙で、
合計残高試算表ってタイトルがついているやつ!!
それが試算表だ。


■ここまでのポイントをまとめるとこうだ!!

試算表は、本来、貸借バランスをチェック(試算)するための表。

しかし、会計ソフトが勝手に計算して貸借バランスのチェックを
してくれるので、試算表で試算をするという本来の意味は実質なくなった。

だから、実務の世界では、試算表は、
「月次の貸借対照表と損益計算書」とか「月次決算書」
いイメージするといいだろう。

もう少し、リアルにいえば、会計ソフトから出力される数枚のコピー用紙で、
合計残高試算表ってタイトルがついているやつ!!
それが試算表だ。


★★★★★

「試算表ってさ、何を試算するの!?」

と誰かに聞かれたら・・・、
あなたはこう答えればいい!!

「貸借対照表と損益計算書の貸借バランスを試算するんだ。
貸借バランスを試算するための表だから
英語ではトライアルバランスと呼ぶらしいよ。
でもね、今じゃ会計ソフトが貸借バランスのチェックを
自動的にやってくれるようになったから、
試算表の本来の意味は実質なくなったんだ。
だから、実務の世界では、試算表は、
「月次の貸借対照表と損益計算書」とか「月次決算書」
いイメージするといいと思うよ。
もう少し、リアルにいえば、会計ソフトから出力される数枚のコピー用紙で、
合計残高試算表ってタイトルがついているやつ!!
それが試算表さ!!」

とサラリと言えたらカッコイイ!!

★★★★★



※今回の記事について、なかなか良い内容だなぁ~
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どんぶり勘定推奨コンサルタント  
神田 知宜


Tomonori Kanda

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[ 2009/09/27 08:20 ] 試算表総論 | TB(0) | CM(2)
月次合計試算表について
月次合計試算表がよく分かりません~助けてください~
[ 2010/11/24 21:47 ] [ 編集 ]
澪さん

こんにちは。
切羽詰った必要性が出てきましたか?
実務で?それとも学習簿記で?
[ 2010/11/25 09:20 ] [ 編集 ]
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プロフィール

神田 知宜

Author:神田 知宜
試算表ワールドへようこそ!!

著書「世界一シンプルでわかりやすい決算書と会社数字の読み方」(日本実業出版社)が好評発売中で、台湾でも翻訳出版されている。
「どんぶり勘定」の勉強会・セミナーは、わかりやすく面白くて役に立つと極めて好評で、各地の商工会議所などでセミナー開催が次々決定。その他、どんぶり勘定推奨コンサルタントとして、企業内研修講師、個別コンサルティング、執筆活動を展開中。企業内での「日商簿記検定の講師」は、初心者向けのオリジナル解答法などが好評。関西大学商学部卒。平成10年税理士試験合格。会計事務所や、
上場企業グループの連結決算に経理責任者として携わり、その後独立して現在に至る。

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